
女子プロゴルファーの永井花奈選手は、正確なショットと安定感のあるプレーを持ち味とする選手です。
2026年7月12日には「ミネベアミツミ レディス北海道新聞カップ」で優勝。2017年の「樋口久子 三菱電機レディス」以来、約9年ぶりとなるツアー通算2勝目を挙げました。
そんな永井花奈選手のセッティングで注目したいクラブが、ヤマハのユーティリティ「RMX DD UT」です。
この記事では、永井花奈選手が使用しているユーティリティのモデル、ロフト角、シャフト、クラブの特徴について詳しく紹介します。
永井花奈が使っているユーティリティは「ヤマハ RMX DD UT」
永井花奈選手が2026年シーズンに使用しているユーティリティは、ヤマハの「RMX DD UT」です。
2026年7月のミネベアミツミ レディス北海道新聞カップ優勝時には、ロフト角19度と22度の2本をセッティングに入れていました。
シャフトは三菱ケミカルの「TENSEI Pro 1K Hybrid 70」で、フレックスはRです。GDOとALBA Netの優勝セッティング情報で、モデル、ロフト角、シャフトが確認できます。
永井花奈のユーティリティ使用スペック
| 項目 | 使用スペック |
|---|---|
| メーカー | ヤマハ |
| モデル | RMX DD UT |
| ロフト角 | 19度、22度 |
| 使用本数 | 2本 |
| シャフト | 三菱ケミカル TENSEI Pro 1K Hybrid 70 |
| フレックス | R |
クラブの長さ、ライ角、バランス、シャフトのチップ径、グリップなど、永井選手専用の細かな調整内容は公開されていないため確認できません。

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番手は3U・4U?それとも4番・5番?
永井花奈選手のユーティリティは、公開されている媒体によって番手の表記が異なります。
2026年7月のGDOクラブセッティングでは「4番19度、5番22度」と掲載されています。一方、ALBA Netの優勝セッティングでは「3、4UT」、2025年10月の週刊ゴルフダイジェストの記事では「3U・4U」と記載されています。
ヤマハの市販モデルは、U3、U4、U5、U6の4番手で展開されています。
複数の情報源で一致しているのは、永井選手が次の2本を使用していることです。
- ロフト角19度
- ロフト角22度
- シャフトはTENSEI Pro 1K Hybrid 70・R
永井花奈がRMX DD UTを選んだ理由
永井花奈選手がRMX DD UTを使用する大きな理由として、左方向へのミスを抑えやすいことが挙げられます。
永井選手はフェード系のショットを持ち球としており、ユーティリティでは左へ真っすぐ飛んでしまうミスを警戒していました。
2025年にRMX DD UTへ変更した際には、左へのミスが出にくくなり、スピン量も安定したことで、自信を持ってショットできるようになったと紹介されています。変更後には3試合連続でトップ5に入るなど、成績にもつながりました。
永井選手のようにユーティリティでグリーンを直接狙う選手にとっては、飛距離だけでなく、次の性能も重要です。
- 左への大きなミスを抑えられる
- 必要な高さを出しやすい
- スピン量が安定する
- グリーン上でボールを止めやすい
- 強く振っても弾道が安定する
RMX DD UTは、永井選手が求める方向安定性とスピン性能に合ったモデルだと考えられます。
9年ぶりの優勝を支えた信頼度の高いクラブ
永井花奈選手は2026年シーズンから、キャリアで初めてクラブ契約フリーとして戦っています。
ドライバーやフェアウェイウッド、アイアンなどは複数メーカーの製品を組み合わせていますが、ユーティリティには引き続きヤマハのRMX DD UTを採用。
2026年7月12日のミネベアミツミ レディス北海道新聞カップでは、通算19アンダーで優勝。2017年以来となるツアー2勝目を挙げました。
GDOは優勝セッティングの記事で、RMX DD UTを永井選手が「一生使う」と表現するほど信頼するクラブとして紹介しています。
クラブ契約がフリーになり、メーカーに縛られずクラブを選べる状況でもバッグに残ったことから、永井選手にとって非常に信頼度の高いユーティリティであることが分かります。
ヤマハ「RMX DD UT」とは?
ヤマハのRMX DD UTは、2025年9月22日に発表され、同年10月24日に発売されたユーティリティです。
市販モデルの番手は、U3、U4、U5、U6の4種類。発売時のメーカー希望小売価格は、1本49,500円でした。
2026年に入って、ゴルフクラブ事業からの撤退を表明したヤマハ。
今後「RMX DD UT」は、入手困難な名器として語り継がれるモデルとなるかもしれません。
RMX DD UTの主な特徴
マレージング455フェースを採用
フェース素材には、高強度のマレージング455を採用しています。
薄肉化した偏肉フェースと組み合わせることで、フェースの広い範囲で反発性能を高める設計です。芯を少し外したショットでも、ボール初速や飛距離が落ちにくいことが期待できます。
ヘッドサイズを大型化
従来モデルよりヘッド外形を大きくすることで、弾道の安定性を高めています。
ユーティリティに苦手意識があるゴルファーでも、構えたときに安心感を得やすい形状です。
ターゲットを定めやすいヘッド形状
RMX DD UTは、ターゲットへ構えやすいつかまり感のあるヘッド形状を採用しています。
ボールを適度につかまえながらも、永井選手は左へのミスが出にくい点を評価しています。
スピン量の安定を重視
フェース表面の粗さを強化し、スコアラインを細かな間隔で配置しています。
ボールとフェースの接触を安定させ、スピン量のばらつきを抑えるための設計です。ラフや雨天など、打球条件が安定しにくい状況でも計算しやすい弾道を狙っています。
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使用シャフトは「TENSEI Pro 1K Hybrid 70」
永井花奈選手は、RMX DD UTに三菱ケミカルの「TENSEI Pro 1K Hybrid 70」を装着しています。
フレックスはRです。
TENSEI Pro 1K Hybridは、ウッド用TENSEIシリーズの設計思想を受け継いだハイブリッド専用シャフト。手元部分には、細かな織り目を持つ1Kクロスが使用されています。
TENSEI Pro 1K Hybrid 70・Rの主なスペック
| 項目 | 370Tip | 350Tip |
|---|---|---|
| 未カット重量 | 69g | 69g |
| 長さ | 1,067mm | 1,067mm |
| トルク | 3.8度 | 4.2度 |
| キックポイント | 元調子 | 元調子 |
| チップ外径 | 9.5mm | 9.1mm |
三菱ケミカルは、カウンターバランス設計によって、実際の重量より軽く感じやすく、フィニッシュまで振り抜きやすいシャフトと説明しています。
永井選手が350Tipと370Tipのどちらを使用しているかは、公表されていないため確認できません。
RMX DD UTはどんなゴルファーに向いている?
永井花奈選手と市販クラブではセッティングが異なる可能性がありますが、RMX DD UTは次のようなゴルファーに合うことが期待できます。
ユーティリティでグリーンを狙いたい人
スピンの安定を重視した設計のため、飛距離だけでなく、グリーン上でボールを止める性能を求める人に向いています。
ミスヒット時の飛距離低下を抑えたい人
マレージング455と薄肉・偏肉フェースにより、フェースの広い範囲で反発性能を確保しています。
打点が安定しない人にもメリットが期待できます。
構えたときの安心感を重視する人
サイズアップしたヘッド外形により、小ぶりなユーティリティよりも安心して構えやすい設計です。
ただし、永井選手と同じシャフトがすべてのゴルファーに合うとは限りません。ヘッドスピードやスイングの特徴に合わせて、試打やフィッティングを受けることが大切です。
まとめ
永井花奈選手が2026年7月の優勝時に使用していたユーティリティは、ヤマハの「RMX DD UT」です。
使用スペックは次のとおりです。
| 項目 | 永井花奈の使用モデル |
|---|---|
| ヘッド | ヤマハ RMX DD UT |
| ロフト角 | 19度、22度 |
| シャフト | 三菱ケミカル TENSEI Pro 1K Hybrid 70 |
| フレックス | R |
| 使用本数 | 2本 |
番手については媒体によって「3U・4U」と「4番・5番」の表記が混在していますが、19度と22度を使用している点は複数の情報源で一致しています。
RMX DD UTは、左方向へのミスを抑えやすく、安定したスピンと高さを出しやすい点を永井選手が評価しているモデルです。
クラブ契約フリーとなった2026年シーズンも使い続け、約9年ぶりのツアー優勝時にもバッグに入っていたことから、永井花奈選手にとって欠かせないクラブの一つといえるでしょう。
2026年6月末日をもって、ゴルフ用品事業を終了したヤマハ。名器の予感が漂う「RMX DD UT」が気になった人は、早めに手に入れておいたほうが良さそうなクラブの1つになりそうです。
参考資料・確認日
- GDO「永井花奈 優勝セッティング」2026年7月13日掲載
- ALBA Net「永井花奈の優勝セッティング」2026年7月13日掲載
- みんなのゴルフダイジェスト「永井花奈の最新クラブセッティング」2025年10月11日掲載
- ヤマハ「RMX DD」ニュースリリース 2025年9月22日発表
- 三菱ケミカル「TENSEI Pro 1K Hybrid」製品情報
- 情報確認日:2026年7月14日

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